5月のベーシッククラスは「お弁当」です。
お弁当を作るには、
・食材選び
・献立(おかずと品数)
・彩り
・盛り付け(詰め方)
…というように、頭をフルに使います。
きちんとお弁当を作ろうと思うと、普通の食事の献立を考える方が簡単かもしれません。
でも、お弁当には料理の基本が詰まっています。
とても良い勉強になります。
今回のお弁当の献立(おかず)です。
●レンコンのはさみ揚げ
●蕗の豚肉巻き
●ひじき煮の卵焼き
●空豆の甘煮
●茗荷の甘酢漬け
●新生姜の混ぜご飯
●ほうれん草のお浸し
●大根と油揚げの味噌汁
私の母は、私と弟のお弁当を17年間作り続けてくれました。
私は息子二人のお弁当を幼稚園、小学校の間作りました。
最近ではキャラ弁などの流行りがありますね。
昔はキャラ弁はなかったけれど、好きなおかずがありました。
私が好きだったのは、三食弁当。
鶏そぼろと卵そぼろ、それに緑のお野菜。
前の晩御飯が天ぷらの時は、天つゆでさっと煮た天ぷら(精進揚げ)をご飯に乗せた天丼風弁当。
ドライカレーもお弁当に入れてもらうのも大好きでした。
前日の晩御飯に作ったお惣菜や、余分におかずを作って、朝に火をいれるなど、
毎日作るお弁当には工夫が要ります。
でも、毎日作っているとこれは大変良い料理の勉強になります。
そんな話をしながら、次々に出来上がったおかずを、持参してもらったお弁当箱に詰めていきました。
これは私のお弁当箱に私がつめたものです。
皆さんが持参してくださったお弁当箱に詰めていただいたお弁当。
お弁当箱、、いろいろな形があります。
二段だったり、丸、楕円、四角。
今回、ほとんどの方が楕円形でした。
四角いお弁当箱はお一人だったのですが、これが良い勉強になりました。
四角だと、ついつい真っ直ぐに(並行に)詰めていきたくなります。
そうすると、何ともつまらない景色になってしまうんです。
なるべく斜めにしたり、そこにできる隙間をうまく使ったり・・・
これは盛り付けのとーっても良い勉強になりますよ。
毎日は難しくても時にはランチはお弁当を作って持って行ってみてくださいね!